Faq
よくある質問

レッスンで扱う内容について教えてください。

「呼吸」「発声」「共鳴」を3本柱としています。
最初に取り組むのが「呼吸」です。
「高く」「強く」「速く」呼気を飛ばして息を吐き切った後、体をゆるめて空気を深く取り込む腹式(横隔膜)呼吸、その横隔膜呼吸を副次的に誘発するための丹田呼吸の練習をします。
また、喉頭蓋を開けて声帯を柔軟に閉じる練習や、軟口蓋を上げて口腔のスペースを広げる練習、身体全体を無理なくバランス良く使って副鼻腔(とくに蝶形骨)に声を響かせる練習などを行います。主な技法として、笑い・あくび・ため息を応用していきますので、はじめての方でもイメージをつかみやすいのが特徴です。

どのような人がレッスンに来ていますか?

声楽家の他、音楽大学や教育学部の受験生、医療・教育・保育・介護などのヒューマンケアに従事する方、気分転換をしたい方、合唱愛好家の方、カラオケ愛好家の方、音痴を克服したい方、音声障害のリハビリのために来られる方など……。職種も年齢も志向もさまざまな方がおいでになります。

どのような歌を
歌いますか?

基本の声づくりがある程度できたら、声楽を勉強する方はイタリア歌曲・日本歌曲・ドイツ歌曲などの芸術歌曲や宗教曲を扱うレッスンへ進みます(講師の専門はドイツ歌曲です)。
Jポップや演歌などを歌いたい方には楽譜をご用意いただき、講師と一緒に勉強しながらレッスンを進めています。

年齢制限はありますか?

年齢の上限はありませんが、本格的な声楽のトレーニングは変声期以降に始めるのが原則です。変声期以前のお子様のご相談にも応じますが、その場合は声帯に負荷がかかり過ぎないよう細心の注意を払ってレッスンを行います。
これまでの最高齢は89歳の女性でしたが、何歳からでも声は変わりますし、高齢の方ほど体力維持、健康増進の効果が顕著に表れるので、何歳になっても当教室のレッスンはおすすめです。

定期的に通うのが難しいのですが……。

トライアルコース(3回)はできる限り間を空けずに受けていただきたいです。
アドバンスコースはワンレッスン制ですので、ご都合に合わせてご自分のペースで通っていただけます。
数ヶ月に1度や数年のブランクがあったとしても、自転車の乗り方や泳ぎ方を忘れないのと同じように、発声の技術は不思議とそれほど後退しないものです。安心してご入会ください。

個人レッスン以外にも勉強の機会はありますか?

当教室では、外部講師による講習会や公開レッスンを随時開催しています。これまでにアレクサンダー・テクニーク、オイリュトミーなどのボディワークの講習会や、声楽の公開レッスンなどを複数回開催してきました。また、「発表会(ヴォーカルコンサート)」と「声楽発声研究会」を年に一度ずつ開催しています。発表会は公共のホールで開催し、一般の方も来場できます。研究会は生徒様限定の相互研鑽の機会です。参加者に1曲ずつ歌っていただき、その場でワンポイントレッスンを行います。いずれもご参加は任意です。

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さあ、ボイストレーニングを始めましょう!