レッスンで扱う内容について教えてください。
「呼吸」「発声」「共鳴」を3本柱としています。
最初に取り組むのが「呼吸」です。
「高く」「強く」「速く」呼気を飛ばして息を吐き切った後、体をゆるめて空気を深く取り込む腹式(横隔膜)呼吸、その横隔膜呼吸を副次的に誘発するための丹田呼吸の練習をします。
また、喉頭蓋を開けて声帯を柔軟に閉じる練習や、軟口蓋を上げて口腔のスペースを広げる練習、身体全体を無理なくバランス良く使って副鼻腔(とくに蝶形骨)に声を響かせる練習などを行います。主な技法として、笑い・あくび・ため息を応用していきますので、はじめての方でもイメージをつかみやすいのが特徴です。