私が機器を触ると壊れる、というのは中学校に非常勤講師として勤めていた頃の有名なジンクスでした(笑)。
音楽の授業では再生機器の取り扱いが必須ですが、私があまりしょっちゅう授業中に使い方を間違え、あるいはどうしていいかわからず、あちこち触っているうちに機械が固まってしまい(ついでに自分も固まってしまい)、隣の控え室にいらっしゃる主任の先生にヘルプをお願いしてばかりいました。しまいには生徒たちから「そのメカ音痴、何とかして下さい」とメッセージが来るほどでした。
そもそも体質的にも合わない。パソコンが普及し始めた頃には電磁波アレルギーを発症し、大学院時代はパソコン室に入ると頭痛、めまい、耳鳴りに襲われ、机に向かっていられなくなるほどでした。原始人体質なんでしょうかね。
しかし世の中は急速に変わり、大学講師やレスナーを生業とする以上、もはやパソコンが苦手などと言ってはいられません。パソコンとiPadとスマホを駆使して業務に勤しむこと幾年月、しかしやはり苦手なものは苦手。
実はここしばらく、毎日大量にスパムメールが届いて削除に追われていました。それがこのウェブサイト経由のレッスンお申し込みの自動送信メールだったのです。送信人の名前がおかしな英数文字で、メッセージ無し。最初は日に数通でしたが、あれよあれよという間に数十通に増え、これは大変とchatGPTに相談しながら対策したのですが、ウェブサイトの仕様がわからずchat君もお手上げで、ウェブサイトの運営会社に問い合わせるも「ちゃんとスパムを弾く仕様にしてあります」との返信。しょうがないので無手勝流にサイトをいじくった挙句、途中で諦めて放置していたら、あら不思議、昨日からパタッとスパムメールがやみました。
まあ、取り敢えずはめでたしなのですが、何だか中途半端ですっきりしません。現代社会で生きていくためには必須の能力が不十分なまま、その日暮らしに追われてスキルアップもままならず、この先やっていけるのかしら。
本日はあまり生産性のない呟きでした。失礼。