今日は近所の高校のコーラス部に、今年最初のレッスンに行きました。
明後日の音楽会に他校のコーラス部と合同で出演するそうで、昨年暮から「Laudate Dominum」というアカペラの宗教曲に取り組んでいます。
作曲者のRihard Dubraという方、寡聞にして存じませんが、ウィキペディアによるとラトビアの作曲家らしく、私と同年の1964年生まれとのこと。宗教曲を多く手掛けている方のようです。
この曲は変拍子で、転調も多く、モダンな雰囲気ではありますが、調性を保持しているので比較的音程は取りやすいです。テキストは旧約聖書の詩篇150篇(ラテン語)で、Laudateという言葉が何度もリフレインされます。日本語の聖書を見てみると、次のような聖句になっていました。
聖所で 神を賛美せよ。
大空の砦で 神を賛美せよ。
力強い御業のゆえに 神を賛美せよ。
大きな御力のゆえに 神を賛美せよ。
角笛を吹いて 神を賛美せよ。
琴と竪琴を奏でて 神を賛美せよ。
太鼓に合わせて踊りながら 神を賛美せよ。
弦をかき鳴らし笛を吹いて 神を賛美せよ。
シンバルを鳴らし 神を賛美せよ。
シンバルを響かせて 神を賛美せよ。
息あるものはこぞって 神を賛美せよ。
ハレルヤ。
なるほど、この歌詞だからこういう曲想になるんですね。音楽はリズミカルで高らか、リズムは3パートがほぼ縦割りになっています。ところどころオスティナート風のところもあり、それもまたいい味。
生きの良い若者が歌うのにぴったりの曲です。明後日は元気いっぱい歌ってくれるといいなと思います。