好天に恵まれた昨日、南阿蘇のドイツ雑貨と手作りバウムクーヘンのお店「カフェ・ティッペル」で1年ぶりのミニコンサートをしました。
お店の方のご希望で、今回は午前中のコンサートとなりました。お客様も15名限定で、親密な雰囲気のもと、いつものようにピアノのM先生、メゾソプラノのIさんと3人のユニットで二重唱やソロをお聴き頂きました。実は先週ぎっくり腰になり、コンサート前日には合唱団の練習中に首を傷め、これで本当に歌えるのかと一抹の不安を抱えながら会場入りしたのですが、「下を向けない」ので姿勢が崩れない、という思わぬ怪我の功名のお陰で、腰さえ伸びれば案外声が出ることがリハーサルでわかり、本番は何とか事なきを得ました。
プログラムはドイツ民謡のデュエットから始まるお決まりのパターンで、今回は「ちょうちょ」「こぎつね」「かっこう」「ぶんぶんぶん」「小鳥ならば」「おお、ひばり」をドイツ語と日本語で歌うという「動物シリーズ」にしました。後は、春にちなんだ曲や3人それぞれの特性を生かしたソロ曲を歌わせて頂き、震災復興応援ソング「花は咲く」で締めくくりました。
美味しいバウムクーヘンと素敵な店内装飾も相俟って、お客様方はきっと楽しんで下さったことと思います。はるばる県南から聴きに来てくれた熟女2人組も、久し振りにお会いした句会仲間の先生方も喜んで帰っていかれました。よい時間が持ててよかったです。