先日、コロナ禍以来実に2年半ぶりに海を越えて(笑)、隣県の教会に聖歌隊のボイストレーニングに行きました。ここへ来るたび「村の小さき教会」という讃美歌が心の中で自動的に鳴り出します。鄙びた海辺の山里(?)の瀟洒な教会です。牧師先生は病を得られてから歌う体力がなくなってしまわれましたが、女性3人組は相変らず透き通った素直な美声で、久し振りなので体を入念に整え、ハレルヤコーラスのアカペラ女声3部アンサンブル編にトライ。まあこんな大曲を女性3人で、しかも無伴奏で全曲歌うという何とも壮大な、やや無謀な(笑)試みですが、クリスマスという聖歌隊の最大イベントを控え、3人とも至極前向きです。
この2年半の間に私の体を激変させてくれたまくら体操を、バスタオルを使って試して頂いたのが奏功したようで、ブランクを感じさせない素敵な響きを聴かせて頂き、満ち足りた気持ちで帰ってきました。