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リモートレッスン

 コロナ禍でリモートレッスンを導入しましたが、先日久し振りにオファーを頂き、東北にお住まいの女子中学生のレッスンをしました。私が音楽監督を務める合唱団(練習休止中ですが)のメンバーのお孫さんです。学校でコーラス部に所属しているそうですが、合唱界では有名な強豪校ぞろいの地域なので練習も結構ハードなようです。
 おばあちゃまのお話では、コーラス部の先生からちょっとキツイことを言われて落ち込んでいるとのことでしたが、声を聴いてみると素直な美声で、むしろ中学生としてはお手本のような声。発声もそんなに悪くありません。最初に「何か悩みは?」と訊くと、腹式呼吸がよくわからないということだったので、まず呼吸のしくみから解説し、息を吐き切ってから脱力し、横隔膜が下がって空気が肺に流れ込むことを体感してもらいました。下腹に力を入れて前歯の間からsの無声音で息を吐き続け、吐く息が無くなったら力をゆるめると、口から空気が入ってきて横隔膜が下がります。この練習を何度かして、次に「あくび」をしてもらいます。あくびをすると横隔膜が下がり、胸郭が広がり、喉頭蓋が開き、軟口蓋が上がり、歌うための理想的なフォームにセットアップされます。
 大切なのはここから先で、軽く胸を開いたまま、下半身の「補助呼気筋群」を動員して呼気を安定的に使う、つまり一定の呼気量で吐き続ける練習をします。これに慣れたら音程をつけて、強弱や音色のムラなく響かせる練習です。

 レッスンしながら「呼吸は発声の基本」と改めて思いました。ベテランの生徒さんたちにももう一度、基本に立ち返って呼吸の復習をしてみようと思います。


 

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