昨日はチェロのリサイタルを聴きに行きました。チェリストはうちの最高齢の生徒さんの息子さんです。プログラムはバッハの無伴奏チェロ組曲の１番から３番まで。私も時々リサイタルで使わせて頂く教会が会場でした。
　私は弦楽器、とくにチェロの音がとても好きです。振動数が体に合うのかもしれません。教会の床から伝わってくる振動のなんと心地よいことよ。空間を満たす妙なる響きに身を浸しながら大好きなバッハを聴いていると、別世界にいるような心地がしました。

　Play with Prayとサブタイトルのついたプログラムには、ウクライナの国旗を嘴に咥えてなびかせるハトのイラストがあしらわれ、収益の一部がウクライナ人道支援に寄付される旨が記載されていました。世界平和への祈りのこもった演奏会でした。

　帰宅後、お一人レッスンにみえたのですが、一緒に声を出していると何だか声が出しやすい。ヴァイオリンのコンサートに行った後はいつもそうですが、チェロも同じなんですね。弦楽器の周波数は声帯の振動数と相性が良いらしいです。