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吹き飛ばせ!発声練習のマンネリ

「発声」がどれほど大切かを知ったのは音大受験前のことでした。それまで「発声」と言えば、合唱団などで歌の練習の前に全員揃って数種類のパターンで声を出す、準備運動としての「発声練習」しか知りませんでした。声楽のレッスンも、まず最初の5分ぐらい、いつも同じ音型の「発声練習」を2つ3つやってからコールユーブンゲン、コンコーネ、イタリア歌曲と順に歌うというメニューでした。

判で押したように決まりきったことを繰り返して習慣化することは、何かを身につける時の基本的な手続きです。体を「歌う楽器」にするために、ある期間は毎日毎回同じことをする必要もあります。しかし、声は声帯をはじめ全身を使って出すものであり、生きている体のコンディションは日々違うので、その日その時の自分の体の状態や、気象や場所などの環境などを総合的に見て、どんな練習をすべきかが決まってきます。

基本的に、まずストレッチ。体を十分にほぐし、骨の可動と筋肉の伸縮性を確認します。どこかを傷めている時や、睡眠不足や過労の時のストレッチは細心かつ入念に行います。これは良い呼吸のために必須の準備です。そして声帯や声帯回りの筋肉をウォーミングアップ。この時に出す声でその日のコンディションがわかるので、必要に応じて発声練習のメニューの中から選択したり、普段と違った練習方法を試したりして声の変化を確認します。

自分で練習する時のために、自分に合った練習メニューを持つことは大事です。しかしそれがわかるまでは、自分では練習せず、なるべくレッスンに数多く通って頂く方が早道です。無論、レスナーとの信頼関係が前提条件ですが。

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