月に３回通って来られる70代後半の女性の方とは、昔の話で話が弾みます。私は年齢の割には古い話が通じる人間で(笑)、昭和初期の唱歌など割とよく知っているのです。

昔は遊び唄というものがありましたね。毬つきをしながら「あんたがたどこさ」、２人組で手遊びをしながら「みかんの花咲く丘」や「アルプス一万尺」など、私もよく歌っていました。大人だと仕事唄ですね。母や親戚の女衆が台所仕事をしながら歌っていた歌を、子どもの私も聴くともなく聴いていました。何かの折には木遣りとか田植え唄などが歌われることもありました。子守歌もよく歌われていましたが、今はどうなんでしょう。

ついこの前まで、生活の隅々に歌があったんですよね。懐かしいです。