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吸い方

呼吸は「呼」→「吸」で、まず吐くこと。うちの教室では、呼吸の練習は「息を吐き切る」エクササイズからから始まります。吐き切れば自動的に吸気が入ってくる、これを「吸気の反射作用」と呼びますが、歌う段階になると吸い方が問題になります。

「吸う」とは「体を拡げる」こと。生理学的には「胸郭を拡げて肺が拡がれば、その拡がった肺を満たすための空気が入ってくる」という機序ですが、自覚としては「息を吸えば、胸郭が拡がる」ような感じがします。主に外肋間筋を使って前後左右に、横隔膜を使って下方に、胸郭を拡げます。十分に吸気が取り込まれると、上半身はバストアップし、下半身は丹田に力がこもります。フレーズの切れ目でブレスをする時には、どんなに短い切れ目であっても必ず、この「バストアップ+丹田充実」を確認してから次のフレーズを歌い出します。吸う音がしないように、落ち着いて吸いましょう。これが体の軸を安定させ、支えを誘発します。昨日、70代と80代の方のレッスンで、歌う時にこの吸い方に気を付けて頂くと、とても安定感のある歌になりました。呼吸はまずは吐き方が大事ですが、歌う場合はそれに劣らず吸い方も大事です。

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