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誌上発声セミナー再録(15)

7.頭部共鳴(蝶形骨共鳴)を会得する方法です。上体を前屈させ、頭頂を床に向かい合わせます。目の後ろに息を強く吹き付ける感じで喉を詰めずにウラ声で「アー」と声を出し、頭に響く感じをつかんだら、その音程で「ハッハッハッ」と軽くスタッカートしながら上体を徐々に起こしていきましょう。

前屈すると下顎の力が抜けて腹圧がかかりやすくなります。また、上体を起こしていくと、あるところで声の響きが変わってしまうことがあります。胸に付いていた顎が、角度が浅くなってきて胸から離れた瞬間、腹圧が弱くなって息の抜けが悪くなるのです。その時は、顎が胸に付くところまで態勢を少し戻し、腹圧を強めにかけながらもう一度そこからやってみましょう。完全に起き上がった態勢になった時に、頭に響く感じが続いていれば成功です。

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