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植物の「心」について(2)

気体で交わされる会話

では、ポプラの木はどんな手段を用いて他の樹木にSOSを送ったのでしょう。現在考えられているのは、エチレンという物質です。エチレンは植物が分泌する気体のホルモンで、植物にさまざまな作用を及ぼすことで知られています。たとえば、リンゴとバナナを近くに置くと、リンゴの発するエチレンでバナナの熟成が早まります。このエチレンを空気中に発散させることで、ポプラの木は近くにいる仲間に信号を発し、メッセージを伝えたと考えられています。こういった植物間のコミュニケーションは、今やさまざまな種類の植物で確認されています。森の緑も畑の草花も、植物たちは目に見えない気体や匂いを使い、私たちの知らないところで密やかな会話を交わしているのです。

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